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ロジクール M575静音化をはじめる前に
難易度は簡単な方です。
前モデルM570を静音化したときと難易度はあまり変わらないです。
はんだのやり方知らない人はyoutubeを是非。
![あくりー](https://achry.net/wp-content/uploads/2021/01/achry-1.png)
あくりー
高校でやったという方や、基礎がわかる方は作業に移ってもいいと思います!
ロジクール M575 静音化のために準備するもの
・失敗しても割り切れる精神力
・両面テープ(器用な方はなくても可)
・M575本体
・はんだごて
・ドライバー
・こて台
・はんだ
・はんだ吸い取り線
ロジクール M575の底面から分解
電池を先に取り外しておきましょう。
次に裏面のゴムのマウスソールを全て取ります。
このとき、そのまま剥がしてもいいですがマウスソールを指でずらして、
隙間にマイナスドライバーで器用に両面テープも一緒に持ち上げ剥がすことで、修復時に両面テープなしで再使用することもできます。
ネジ止めが5箇所あります。
ネジを全て取り外したあと、マウスの隙間を広げ、爪を外し上下パーツに分けていきます。
ちなみに画像部分のところに指の爪や、ポイントカードのような硬すぎない薄いものを差し込むと取りやすいです。
そこから徐々に左右に範囲を広げて、上下の隙間を大きくしながら分解してください。
ケーブルの接続解除
単純な機構でケーブルは接続されています。
パーツの片方をマイナスドライバーで少し持ち上げたあと、もう片方も同様に持ち上げてください。
そうすると簡単にケーブルを抑えていたパーツが外れます。
このとき、別で保管していてもいいですがケーブルを外した状態でパーツを戻しておいても大丈夫です。
これでマウス上下パーツが分離します。
スイッチ類基盤の取り外し
先の工程で取り外した上パーツをさらに分解していきます。
上部にある黒いパーツがスイッチ類基盤を固定しています。
ネジ止めが3箇所あります。
![](https://achry.net/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9466-1-740x987.jpg)
ネジをすべて取り外したあと、黒いパーツを持ち上げ取り外していきます。
ネジは無理に取らずに黒いパーツに挿したままでも、保管できます。
ようやくスイッチ類の基盤にアクセスできます。
緑の基盤が見えていると思いますが、この基盤にはんだ付けを行っていきます。
3つのパーツを生み出すことができれば次の段階に行きましょう!
基盤からスイッチの取り外し
ホイールを取り外して作業をしやすくしていきます。
軽い力で上に持ち上げつつ右に引っ張ると取れます。
![](https://achry.net/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9472-740x987.jpg)
こいつがこのマウスを糞にしている原因のスイッチです。
Aliexpressで買った赤いボタンのkailh静音スイッチと交換します。
![](https://achry.net/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9470-2-740x987.jpg)
![あくりー](https://achry.net/wp-content/uploads/2021/01/achry-1.png)
あくりー
これを採用しているロジクールはマージで頭悪いと思います。
だって、左右クリック以外はデフォルトで静音ですからね・・・。
しかも上位モデルのMX ERGOも静音スイッチじゃない
悪口もそこそこに作業に戻ります。
基盤を裏面にし、はんだを溶かして左右のクリックのスイッチを取り外します。
取り外すのは2つです。
間違えないようにしてくださいね。
![](https://achry.net/wp-content/uploads/2021/01/IMG_9474-1-740x987.jpg)
悪の元凶の爆音スイッチが取れました。
スイッチ取り外し後の基盤が画像のようになっていれば大丈夫です。
kailh静音スイッチの取付
基盤を表面にし、□マークをまたぐように静音スイッチを差し込みます。
スイッチに向きはありません。2本の足をサクッと挿しましょう。
基盤を裏面にしはんだをすることでスイッチを取り付けていきます。
静音スイッチの足を2-3秒はんだごてで温めます。
つぎにランドも同様に2-3秒あたためます。
では、冷える前にはんだをランドに当て、
はんだごてをランドにあて溶かし、スイッチの足とランドを接着していきます。
理想は円錐状(山のような形)ではんだがキラキラしていることです。
でもそんなに神経質にならず、最終的に通電し動作していれば大丈夫です。
お疲れさまでした!
ほぼ作業は終わったようなものです。
![あくりー](https://achry.net/wp-content/uploads/2021/01/achry-1.png)
あくりー
動作確認ガチャを引くまではドキドキですが…笑
分解したパーツの組み立て
分解と逆の順番で戻していきます。
ホイールの差し込み穴が六角形になっていますので、
斜めにしつつ穴を揃え差し込みます。
緑の基盤をホイールを跨ぐように戻し、黒いパーツを取り付けます。
3箇所のネジ止め。
黒いパーツから出ている白い接続ケーブルを取り付けていきます。
グレーのパーツをマイナスドライバーなどで上に軽くずらし、ケーブルを差し込みます。
ケーブルがはずれないよう慎重にグレーのパーツを上から抑えます。
ロジクール M575の正常動作確認
すべて組み立て終わってからでもいいですが手間になります。
電池、ボールを一度戻しスイッチをON。
左右クリック、ミドルクリック(ホイールクリック)、ホイールなどすべての動作を確認し組み立て作業に戻りましょう。
上パーツと下パーツをパチっとはめ込みネジ止めをします。
5箇所のネジ止め。
両面テープを元の位置に戻したら作業は終了です。
![あくりー](https://achry.net/wp-content/uploads/2021/01/achry-1.png)
あくりー
本当にお疲れさまでした。そして、おめでとうございます!
1 件のコメント
私もM575使ってますが、器用ですね~
ところで、ホイールのクリック感を無くすことはできないのでしょうか?