FREECOM4+ 長期使用レビュー

あくりー

購入して1年以上が経過したCardo FREECOM4+を今回はレビューしていきます。B+COMやSENAではなく、なぜCardoを選んだのかについても触れていきますよ！

FREECOM4+の特長

なぜFREECOM4+を選んだのか

まず、金額的に購入しやすかったためです。

費用を更に抑えるため、USのアマゾンで購入をしました。

もちろん日本のアマゾンで購入するのが手軽ではあります。

友人と一緒に使用するため、製品が二つ入ったDualPackを購入しました。購入当時に354ドル(約37,000円)で、これを二人で分けるので一人あたり18,000円ほどとなります。

次に、Sound by JBLです

B+COMやSENAには高音質と表記されてはいましたが、それを裏付けるような音響メーカーなどはなく、インカムを作ったメーカーが独自に記載しているだけでした。

その中で唯一、信頼できる音響メーカーの名を使っていたのはFREECOM4+だけでした。

最後に、デザインです。

洗練されたクールなデザインに惹かれました。マット仕上げ、シンプルで他社と比較すると圧倒的に好みでした。

正直、B+COMもSENAも似たようなスペックだったので正直どれを買っても満足度に大きな違いはなかったと思います

コンテンツ再生時の音質について

音楽や、YouTubeの再生時の音質についてですが、おおむね満足しています。

音の特性としてはシャリシャリサウンドで、悪く言うと高温が刺さる感じがあります。

J-POP、K-POP向きのサウンドではない感じ。

iPhoneのMusicの設定からイコライザでTrebleReducerを選択するとめちゃめちゃいいサウンドに！

あくりー

音質を確かめたく、購入前にYouTubeのレビューを見て買いましたが曲のジャンルも考えて参考にできるといいですね。

良い点、悪い点

• 自動音量調整機能(AGC)

普段使用している中で特に感動するのは自動音量調整機能です。

めちゃめちゃ精度がよく、風が強かったり高速度域で自動的に音量が調整されます。もちろん静かな環境では小さな音量に。

• 通話アプリでの音量が小さい

電話やLINE通話などの通話アプリでの音量がかなり小さめです。

バイクでの走行時に電話が来たことがあり、停車時はいいですが走行時はほとんど聞き取れませんでした。

ヘルメットの静粛性能、電話先のマイク性能、相手の声量など様々な要因はありますが、私の環境ではアプリでの通話時は音量が小さいと感じたので、Discordなどは音量を底上げしていました。

• 通話と機能の併用での音質が悪い

インカム通話時の音楽再生や、FMラジオの再生などの、インカム通話と機能の併用はできないと思っていいです。

個人的には実用不可能レベルだと思っており、その音質を確認すると多くの人も同様に答えると思います。

例えば、iPhoneで通話をしながらゲームや、音楽などを再生すると音質が信じられないくらい低下しますが、全く同じです。

この現象に関しては、すべてのBluetoothイヤホンの仕様かもしれないので、B+COMやSENAをお持ちの方に使用感を伺いたいです。

• イコライザ使用不可、アプリ上でわかりづらい

FREECOM4+はSound by JBLですが、イコライザ機能非搭載です。

アプリではタップできるような表示に見えますがタップできません。対象外である記載がアプリにあればすごくわかりやすいのに・・・。

• 音声操作反応しないことがある

「ヘイカルド　再生」、「ヘイカルド　次」などで音楽の再生や、次の曲に切り替えたり超便利です。

ですが、「hey siri」でsiriを呼び出す際の挙動が不安定だと感じました。

おかしなイントネーションで呼びかけると反応しやすくなったり、全く反応しなかったりと、使えないときはずっと不調で極端です。

まとめ

金額が安く、そのため細かい部分も目をつぶる事ができ、とても満足しています。多くの方におすすめできるインカムです。

前述の通りになりますが、下記の悪い点を妥協することができそうであればぜひ買ってみてください。