ラインから写真にアクセスしようとしていますと出る、消したい人へ

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ラインから写真にアクセスしようとしています解決法画像
あくりー

あくりー

21年新卒で沖縄から上京。
新しいもの好きでくらしを便利にするものを日々探しています。細かいところが気になるので、いいものを長く使いたい。

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「ラインから写真にアクセスしようとしています」を消す方法

設定アプリを起動しLINEの設定項目を見つけ出す

ホーム画面

iPhoneのロックを解除し、設定アプリを探し出しタップし起動する。

上から機内モード、Wi-Fi、Bluetoothと続いているが、一番下に止まるまで下へスクロールする。

スクロールできなくなったら、下部から上に向かってスクロールし「L」から始まる「LINE」を探し出す。

設定画面の一番上で上部から下にスワイプすると文字入力での検索用ボックスが出現し、「LINE」と入力して検索することもできます。実は文字入力して検索するほうが圧倒的に早いです。

設定アプリの中のLINEの項目で写真のアクセスを許可する

上から順に位置情報、連絡先と続いてる中の「写真」をタップし設定を変更していきます。

写真のアクセスを許可のなかに、

  • 選択した写真
  • すべての写真 ←こちらを選択
  • なし

上記の3つが並んでいますが「すべての写真」をタップで選択しましょう。

ラインをもう一度起動し直し、「ラインから写真にアクセスしようとしています」が出ないか確認する

すでに起動してあるLINEを一度終了させる。もう一度LINEを起動し、誰かとのトークをタップし開きます。

画像のアイコンをタップし、「ラインから写真にアクセスしようとしています」が表示されることなく撮ったすべての写真を選択できるようになっていれば、作業終了です。

お疲れさまでした。

「ラインから写真にアクセスしようとしています」と出るようになった理由

引用’Apple公式サイト

iOS14の新機能で更にプライバシーが強化された

iOS14の新機能のなかにプライバシーがあります。そのうちに含まれる「写真ライブラリへのアクセス制限」が実装されてしまったことにより、「ラインから写真にアクセスしようとしています」という表示がユーザーが許可するまで頻繁に通知されるようになります。

iOS14の新機能プライバシーについての詳しい強化が原因、強化内容は?

写真ライブラリへのアクセス制限

アプリ(デベロッパ)に対してユーザーは一部の項目のみをアクセス許可したり、写真ライブラリへのすべてのアクセスを許可することができます。

今回紹介したラインで写真を送れない問題のように、iPhoneでアプリを使用中に写真フォルダへのアクセス要求があると表示を制限することができ、アプリが勝手に写真を覗き見できなくすることができる。

おおよその位置情報

引用’Apple公式サイト

どこのマンションに住んでいるかといった詳細で正確な位置情報の代わりに、個人を特定できないおおよその現在位置情報をアプリに伝える設定をえらべます。

ユーザーは地域向けのニュースや天気アプリなど位置情報を使用するアプリに詳しすぎる個人情報を渡さずにすむ。

録音と録画のインジケータ

アプリがマイク、カメラを使っているときは常時、アプリとコントロールセンター両方にインジケーターが表示されるためです。

ユーザーは勝手に盗撮や、盗聴をされる心配がなくなる。

アプリのトラッキング管理と透明性

アプリ(デベロッパ)がユーザーの使用状況などを追跡、収集し活用(トラッキング)する前にユーザーの許可を得ることが義務づけられます。

トラッキングを許可したアプリは、「設定」アプリで確認、変更もすることができます。

ユーザーがどんなサイトに関心があるなどの情報は広告などで使用されるため、個人情報として追跡できないようにすることができる

App Storeのプライバシー情報

AppStoreでダウンロードする前にアプリのプライバシーについての内容を確認でき、収集するデータや企業同士でやり取りされるデータについてのプライバシー方針もデベロッパ(アプリの管理者)がわかりやすく説明する必要があります。

ユーザーはAppStoreからアプリをダウンロードする前に、ダウンロードするアプリがどのようにプライバシーを取り扱いするかの情報を確認できる

「Appleでサインイン」へのアップグレード

デベロッパ(アプリの管理者)はアプリのアカウントを「Appleでサインイン」へアップグレードする機能を提供できます。

ユーザーは新しいアカウントの作成も不要になり、Appleアカウントだけで済ませられ、覚える必要のあるパスワードが減るためプライバシー、セキュリティの強化、使いやすさが向上する。

GoogleとAppleのプライバシーの比較

IT大手Googleのプライバシーの欠陥

blue and white logo guessing game

プライバシー設定で位置情報をオフにしていたとしてもGoogleのサービスは位置情報が追跡、保存されてしまいます。

Googleマップでは、場所の検索とは無関係の食べ物の検索でさえ正確な位置情報がGoogleアカウントに保存されてしまい、さらには起動した瞬間にその位置情報をスナップショットして保存されています。

AppleとFBIの衝突

group of police grayscale photo

アメリカで銃撃事件が2019年に発生しました。

容疑者の使用していたiPhone2台重要な証拠で、FBIはアップルに対しiPhoneのロックを解除する要求をしました。アップルは拒否しましたが、容疑者のiCloudアカウントへのアクセスをFBIに許可し、FBIに対して協力をしました。

ここで重要なのは、AppleがiPhoneのロック解除を拒んだ理由で、解除できてしまうと世界中で使用されているiPhoneの端末内に保存されるデータにアクセスでき、アップル自らiPhoneがセキュリティ的にもろいことを証明してしまうことを回避したからです。

まとめ

設定アプリの中にある、「LINE」の項目の中から「写真」へのアクセスをすべて許可し、ラインで写真を送信できるように表示を消す方法を紹介しました。

突然ラインで写真が送信できなくなったのは、iOS14のプライバシーの新機能のひとつが原因です。

iOS14のプライバシーの新機能について紹介と解説をし、GoogleとAppleの比較もしてみました。

あくりー

あくりー

私はユーザーの個人情報を徹底的に守るアップルの姿勢も好きだし、Googleに個人情報をたくさん渡してGoogleの便利なサービスを快適に使うのも好きです。

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